移りゆく景色。車窓に映る自分。

今日は引き続き読み稽古。最初から最後まで読んでみました。
この作品はみんな何役かを演じるんだけど、改めて大変だなぁって。前回の「浅草・花岡写真館」も木場さんや竹下さん達は3役を演じ分けていたけど、今回はその演じ分けがめまぐるしいんだ。特にキムラ緑子さんが大変。実際には仕草や衣装なども使ってキャラクターを出していくことになるんだけど、読み稽古の段階ですでにその演じ分けを見事にやってみせる。しかもまだあれこれと試しながら。だから見ていて、いや聞いていてか、すごく楽しい。1ヵ月後の本番ではどのようなキャラクターを作り上げているのか今から楽しみだなぁ。
読み稽古のあとは踊りの稽古。藤間藤三郎先生の振り付けです。まずは藤間先生が踊って見せてくださいました。早く振りを覚えなくてはとかぶり付き状態で先生の舞を見学。江戸町民が楽しく踊る踊りなのでコミカルな動きでの登場。おぉ楽しそ〜なんて見てたんだけど、いつの間にか見入ってしまってた。あぁ!振りを覚えるってことをすっかり忘れてるじゃん!あんなに美しくは踊る自信はないけど楽しく踊れそうです。てゆーか、楽しかった。